TOKYO ARTS|武蔵野美術大学 美術館「みんなの椅子 ムサビのデザインⅤⅠⅠ」

ミッドセンチュリーからスカンジナビアン、イタリアンモダンまで。250脚を超える近代椅子に実際触れて、座れる貴重な展示へ!

東京都小平市ってどこ?

大学内の一施設なので専用の駐車場はなく、最寄りのコインパーキングから10分ほど歩き到着。どことなくDia Beaconに似た雰囲気の美術館です。

椅子は最も小さい建築。近代椅子デザインの源流からバウハウス、ミッドセンチュリーからモダニズムまで…国内有数の規模を誇るコレクションから近代デザイン史を辿ることができる、この展示を心待ちにしていました。

ドリームチェアが勢揃い

建築家による名作椅子が数多く誕生した時代にフォーカスし、モダンデザインと呼ばれる源流に触れて。

貴重な椅子に実際に座ることができる珍しい展示。配布されるゴム手袋の着用はマスト!

憧れのイームズ、RARチェアやチューリップチェア。DX(デジタルトランスフォーメンション)化された会場内は、とても簡潔で洗練された印象。

アメリカで花開いたミッドセンチュリーと同じ頃、北欧諸国で生み出されたスカンジナビアンモダン。温かみのある色やフォルムが魅力です。

個人的な好みはこちらのイタリアンモダン。ユニークなプロダクトデザインは、イタリアらしい自由な発想を受け容れる気風によるものと知り、納得。

こんなにも多くの名作椅子に座り、五感で楽しむことができたのは初めて。通常の美術館よりも作品との距離がとにかく近いです!

期間は〜8月14日(日)、9月5日(月)〜10月2日(日)。アクセス面がネックではあるものの、ぜひ訪れて欲しい学び多き空間です。

 

武蔵野美術大学

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