慣れ親しんだ東京で、新たな視点に気付くことができる美術館めぐり。アートに詳しくなくても、興味がそんなになくても、訪れてみると意外と楽しめる!大人になってからの気軽な趣味として、ライフワークの一環となっています。
同じ美術館でも展示が変わっていくので、訪れるたびにインスパイアされて。
『東京都庭園美術館』
かつては朝香宮家の本邸だった東京都庭園美術館。1983年に美術館として開設された後、現在は国の重要文化財に。目黒駅から徒歩8分、目黒通りから一歩敷地内に足を踏み入れるだけで空気感が変わります。

会期中の展示は『1933年の室内装飾』
国内を代表するアール・デコ様式の建築物として知られる『東京都庭園美術館』本館。年に一度、本邸としての建築自体に焦点を当てる展示が企画されます。今年のテーマは室内装飾。
カーテンを開けて自然光を取り入れ、かつての家具が戻り配置されていました。

アール・デコ様式とは?
直線と立体のモダンな構成と、幾何学模様が特徴。身近な建物だと、伊勢丹新宿店もアール・デコ様式です。不思議と惹かれるものがあり個人的にも、この美術館が東京でいちばん好きな場所。


中でもお気に入りなのが、本館2階にあるベランダ。この椅子に座り考えごとをすることも。

ひと通り展示を観覧したら…
新館にある「カフェ庭園」でひと休み。
窓からの景色は、都心とは思えない緑豊かな庭園で小旅行気分に。


パティシェが作るスイーツが人気ですが、この日は…

ミネストローネを。8月の暑い日、母はビールもオーダー(笑)。雰囲気も良くメニューも美味。

都内で空き時間があったらぜひ訪れてほしい場所。外国の友人を案内すると喜ばれるはずです。

妃殿下寝室から眺める庭園の景色。建築、庭園まで含めすべてがアート、憧れと夢が詰まった『東京都庭園美術館』のお話でした。
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